レース当日、朝食も取ったしトイレも済まし、体調面も特に問題はなし。と言うかいつもより調子が良さそうな気がしました。
普通に走れば今日でサブ４は９割大丈夫だろう、と思い自転車で荒川へ。
会場へ着くと、いつもの荒川の風景で人が多い。 荒川は場所的に応援も少なく硬派な大会が多いですね。（詐欺はありましたが・・・）
そして問題なくスタートしました。
「あれ？体が重い。。。」と思いましたが特に思い当たるフシがないのですが、若干嫌な予感がしてきます。
そしてここから嫌な予感が的中し、悲しい事件が多発します。
最初は右足土踏まずにピリっとした感覚がして微妙な痛さが・・・レース後確認すると綺麗な水膨れが出来ていました。何度も使っているシューズなのに何故？と頭のなかが「？」に。久しぶりに履くとはいえ、１年近く履いていたシューズなのに・・・。
そして、しばらく走るとどうしてもトイレ（小）に行きたくなりトイレに駆け込みます。今までこんな事は一度もなかったのに。。。ま、まぁタイムロス１分は誤差と考えるようにしましょう。
またしばらく走ると今度はお腹が冷えてゴロゴロしてきます。手でお腹を抑えながら走り、回復してきた！と思いましたがより強いゴロゴロに襲われてしまい、たまらずトイレに駆け込みます。。。ま、タイムロス２分位ならなだ取り返せる！
（後から考えると昨日風呂あがりに冷たい麦茶をがぶ飲みしたのが影響したのかも）
水膨れも何となく痛くなくなり、不安材料は消え去ったので走りに専念することにしますが体が重いのはどうやら気のせいではなさそうです。
この辺まではまだサブ４達成を信じていました。
そしてここまでのトラブルがどうでもいいような最大のトラブルに襲われます。
不安だった右膝の痛みが気になり始め、時々軽い膝カックンが起き始めます。それでも20km付近までは我慢しながら走るも、折り返し地点で耐え難い痛みを感じて走ることが困難になりラン人生初の歩行をしてしまいます。。。かなりの屈辱です。
多分22Km付近でしょうか、そこから足を引きずりながら歩きますが、これがなかなかキツイんですよね。膝を考えて何度もリタイアしようかと思いましたが悔しいので一応ゴールを目指します。
途中で時間切れで収容されるだろう、と思っていましたが運良く？制限時間は７時間という長さで、38Kmの関門で収容10分前のギリギリで通過し、ここまで来たら絶対ゴールしてやる！と気合が入りなんとフィニッシュは制限7時間の2,3分前という奇跡的な時間でした。
ゴールの手前600mで猫ひろし氏が「あと600m、5分で走れば完走だよー」と、なんとも有難い応援して頂いて私もハイタッチして最後の力を振り絞って足を引きずりながら走りました。
今回は心身共に挫折を味わいましたし、悲しいことに今後膝がどうなるんでしょうか。。。前日まではシューズの選択で悩んでいましたが、無駄な心配でした。
最後のトラブルは、レース後お腹が空いたのでラーメンを食べようと飲食販売ブースに足を引きずりながら向かうと、寸前で売れ切れ・・・。
でも何故か帰りは普通に自転車で家まで帰れました。何で？