池袋後悔記

衝撃の名盤(HM/HR)

私がロックが好きです。
若い頃、ずっと日本のロックを聞いていましたが、何かが足りないと言うか自分の求めている物とは違うとずっと思っていました。

そしてある日、友人の車の中で洋楽(ヘビーメタル)を聞かせてもらい衝撃を受けました。
自分の求めていたものが見つかった感じがしました。と同時に、何故今まで聞いてこなかったんだろう、と後悔の念を持ちました。

その日から洋楽にハマり、一人暮らしでお金が無いのにも関わらずに食事代を削ってまで洋楽CDを買って聞いていました。
多分バイト代の大半はCD代に消えていたように思います。
雑誌(主にYOUNG GUITAR)を買い、HM/HRの研究に没頭し、自然な成り行きでギターが欲しくなり、買ったのが「フェルナンデス ストラトキャスター・モデル」
新潟市の北越楽器さんで、感じの良い店員に勧められて買いました。
その店員さんがホテル・カリフォルニアを弾いてくれて…エラく興奮&感動しました。(俺も上手くなりたい!と)
※その後「ギブソン・レスポール」が欲しくなってしまいましたが・・・
そして弾ける時はCDの再生の合わせてギター&アンプで練習しました。
まぁ、結局上手くはならなかったのですがリフに合わせて弾くギターは最高に気持よかったです。

そして年令を重ね、いつしか、すっかりギターも手にしなくなってしまいました。

最近は携帯音楽プレーヤーが全盛で家でCDを聞く事が少なくなっているんでしょうか?
ネットでアルバムの曲単位で手軽に購入出来るのはよい事ですが、歌詞も付いていないし、何よりロックでは重要なベースの重低音の魅力がすっかり消えてしまっています。
当時私は田舎(長岡市のさらに田舎)だったので大音量でCDを聞くことが可能でした。
今は私も池袋在住なのでCDを大音量で聞くことは出来ないので携帯音楽プレーヤー(イヤホン)で聞きますが、ベースが薄っぺらで非常に残念です。(良いイヤホンも買いましたが…)

これから紹介する、当時私の感性を刺激したアルバムは携帯音楽プレーヤーではなく是非CDかつ良い設備で聴いて欲しいです。

アイアン・メイデン:Iron Maiden
私が洋楽HM/HRを語る中では絶対外すことの出来ない、あまりに衝撃的なアルバムです。
洋楽HM/HRのハマりだした頃、ヤングギターの名盤紹介みたいなコーナーを見て聞いてみた作品。
CDをセットして最初の一小節を聞いた所で、もぅ感動を通り越して、頭を鈍器で殴られたような衝撃は一生忘れられないでしょう。
ギターのソリッド感や、ベースのヘビーさ、超メタリックなメロディーライン…
ヘヴィメタルは星の数ほどありますが、「本物のヘヴィメタル」は?と聞かれれば私は間違いなくこのアルバムを思い浮かべます。
血と鋼鉄と肉と骨…、そんな雰囲気の硬派なアルバムです。

オジー・オズボーン:No More Tears
私が洋楽HM/HRを聞くキッカケとなった、友人に聞かせてもらったアルバムです。
9曲目「Zombie Stomp」のベースから始まる重厚さ。
そして13曲目「Party With The Animals」の日本の音楽では聞いた事がない凄いメロディー。
一度聞いてはもう一度リクエストし、すっかり中毒になってしまいました。
世間では5曲目「No More Tears」が人気のようですが、個人的には1曲目「Mr. Tinkertrain」が好きです。
そして、このアルバムがオジー最後のアルバムの筈だったが…。

オジー・オズボーン:Blizzard of Oz
オジーの「No More Tears」から聞いてしまった私。
後から伝説のギタリスト、「ランディ・ローズ」の存在を知り、聞いたのがこのアルバム。
はっきり言って全曲良いです。
強いてあげれば、「Mr.Crowley」。イントロを聞くだけでもうアドレナリンが大量に出てきます。。。
最初は静かな始まりから第一部のギター・ソロ。もうここだけで感動的ですが、ソロの後また静かになり、第二部のギター・ソロで盛り上がりは最高潮に達します。
ギター・ソロのメロディーラインは過去聞いた中で五本の指に入ります。最高です。
もしこの曲が自分で弾けたらなぁ…と何度思ったことか。。。

オジー・オズボーン:Bark at the Moon
「ランディ・ローズ」の後釜である「Jake E.Lee」のアルバム。
このアルバムは、何と言っても「Bark At The Moon」に尽きます。
過去のオジーの曲と違い、現代的というか、違ったかっこ良さがあります。
人によって曲の好みは違うと思いますが、私の好きな曲の要素がこの曲には詰まっています。
いきなりの強烈なリフ、トリッキーなギターソロ、そして曲の最後のギターソロもかっこ良くてスパッと終わる。曲としては完璧です。
この曲を聞くと、息をするのを忘れるくらい聞き入ってしまいます。
当時ライブビデオも買って見ましたが、「Jake E.Lee」がかっこ良すぎました。

エアロスミス:Rocks
この曲も雑誌の名盤特集を見て知りました。
私の中では、エアロスミスの最高傑作です。今のエアロスミスの曲とは全く違うのかもしれません。(あまり聞いていないのでわかりません)
1曲目の冒頭からヘヴィで超かっこいいです。
名曲は大体聞いた瞬間に好きになる物、最初はそれほどでもないが聞いていくうちに徐々にすきになる物、この2系統に分かれると思うのですが、このアルバムはほとんどの曲がこのどちらかに当てはまります。
このアルバムはメチャクチャ聞きました。

モトリー・クルー:Too Fast for Love
バンドメンバーの容姿とは裏腹に結構メロディアスな曲が流れます。
このアルバムの素晴らしいところは、曲のメロディーの意外さ(良い意味で)でしょう。
自分が好きなのは、5曲目の「Take Me To The Top」です。
イントロからヴォーカルが入るところでいきなり曲調が変わり、
ギターソロが入るところでまたまた曲調が変わる部分が非常にカッコ良いです。ソロのメロディがまた良い!
そして7曲目の「Starry Eyes」です。
これも最初は割と静かな曲ですが、ギターソロが入るところの盛り上がり方がたまらなく大好きです。
こういう曲を聞くと何故こんなメロディの発想が生まれるのか、と不思議に思います。(だからメジャーバンドなのでしょうが…)
そして、容姿はまさしく、ハードロックバンドらしいバンドでしょう。

ディープ・パープル:Machine Head
あまりに有名はバンド、そしてアルバム。
「Highway Star」はその中でも好きな曲です。
もしアドレナリン計測器があるなら、私の中で最もアドレナリンの出てしまう曲だと思います。
厳禁なのは車を運転しながらこの曲を聞くことです。
熱中して曲を聴いていると、知らず知らずのうちにアクセルを踏んでしまい、我に返った事が何度かあります。
それほどこの曲は半端じゃないです。
そして何度もCDに合わせてギターを弾いた思い出の曲です。(ギターソロは弾けません…)

ゲイリー・ムーア:Corridors of Power
各楽曲の素晴らしさは勿論、曲順も含め、完璧だと思います。
「End Of The World」は最高ですが、「Always Gonna Love You」のギターソロが泣けます。
私は良いギターソロに限り、人間が喋っているように聞こえる時があります。
表現し難いのですが、何かメッセージを訴えかけてくるようなイメージでしょうか?
「Always Gonna Love You」のギターソロはその中の筆頭です。
単純にギターが上手いからでしょうか?確かに上手いですが、それ以上の何かがこのギターソロにはあります。

ガンズ・アンド・ローゼズ:Appetite for Destruction
超有名なアルバム。
当時、ギターソロ偏重主義の時代に於いて、「本当に大事なのはギターの技術ではなく曲(メロディー)だ!」と世に知らしめたアルバム。
確かに曲は全曲素晴らしいです。
私は特に「Nightrain」が好きです。
サビの部分のメロディーが、ギターソロ後ではコード進行が変わり、感性のツボを刺激してくれます。
そして「Sweet Child O’ Mine」。
サステインの効いたインパクトのあるギターソロから始まるこの名曲が嫌いな人はいないでしょう。
スラッシュの使っているレスポールって良い音だなぁ、と言う事を認識出来る曲です。

レッド・ツェッペリン:Led Zeppelin 4
アマゾンの商品紹介より転機「ロック史に輝く不朽の名作「天国への階段」を収録した4作目」。まさにその通りです。
「ゲイリー・ムーア:Corridors of Power」「Always Gonna Love You」の項目でも述べましたが、
「天国への階段」のギターソロでも同じ感覚を覚えます。名曲中の名曲です。
この曲もかなりギターを練習しました。ソロ以外…
他の曲も全て素晴らしい!

メタリカ:Metallica
私が知る限り、ドラムがこれだけ主張するバンドは他にありません。
1曲目の「Enter Sandman」はメジャー・リーグを良くご覧になる方なら知っているはず。
マリアーノ・リベラの登場テーマソングです。
何か悪魔がゆっくりとこちらにで向かってくるような、ヘヴィーで重厚なサウンドが超かっこいいです。
また「The Unforgiven」のヴォーカルとギターメロディのシンクロ感がたまらなく良いです。

レニー・クラビッツ:Are You Gonna Go My Way
70/80年代の音楽が好きな私は、恐らく90年代以降はその年代を超える曲は出て来ないだろうと思っていました。
しかし、この「Are You Gonna Go My Way」を聞いて衝撃を受けました。
何だこの曲…
最新の曲なのにレトロで超印象的なリフ、そして癖になるメロディーライン。
この時代でもこんな曲を造れる奴がいるんだー!とエラく感心しました。そしてハマりました。
この曲だけでもアルバムを買う価値はあります。
確かヴォーカル、ドラム、ギター、ベースを全て自分で演奏してるんですよ。多分天才なんでしょうね。
この曲は是非携帯音楽プレーヤーではなく、良いオーディオで大音量で聞いて欲しいです。
音楽とは関係ないですが、ファッションが超カッコイイです。このファッションからこの曲?と思ってしまいます。

バン・ヘイレン:Van Halen
天才ギタリスト「Van Halen」率いるファーストアルバムです。
全曲にわたりギターサウンドが素晴らしい!「You Really Got Me」は誰もが聴いた事がある曲だと思います。
バン・ヘイレンは雑誌等でライトハンド奏法の発明者と記憶していましたが、今ウィキペディアを見ると、どうやら違うらしく「ライトハンド奏法」も和製英語のようです。
しかしながら、ギターの革命児であることは間違いなく、楽曲の破壊力は抜群です。

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